「足す価値」から「引く価値」へ。「押す力」から「引く力」へ
皆さん、こんばんは!フォーフルールサロン繁盛サポーターの長田です。
本日は木曜日。私長田がお勧め本をご紹介する曜日です。
ですが本の紹介の前に、一つクイズを出したいと思います。
Q これは何ですか? メーカー名と商品名をお答え下さい。
答えを頭で用意して、ブログを読んでいって下さいね。
さて、本日ご紹介する本がこちら!
引き算する勇気 会社を強くする逆転発想
岩崎邦彦 著
【特にこんな方にお勧め】
・お客様のリピート率が下がっているから新しい商品をどんどん導入しようと考える
・売上が下がっているから値段を下げてキャンペーンしようと考える
ではいってみましょう!
著者のご紹介
日本の中小企業診断士、商学者(マーケティング論)学位は博士(農業経済学)(東京農業大学・2008年)。
静岡県立大学学長補佐(社会人教育担当)・地域経営研究センターセンター長(第3代)・経営情報学部教授・大学院経営情報イノベーション研究科教授。
長崎大学経済学部助教授、静岡県立大学経営情報学部准教授、静岡県立大学地域経営研究センター副センター長などを歴任した。
Wikipediaより引用
私が著者の岩崎さんの本を読むのが本書が初めてですが、色々本を出されいるようでタイトルも興味深いものも何冊かありましたのでまた購入しようと思っています。
引き算って?
最初に書いちゃいますが、この本では、
企業がいかに引き算をし、いかに価値を引き出し、いかに人を惹きつけるか
これらの重要性について書かれています。
この本では引き算を色々な言葉で例えられていますが私が一番印象に残っている文をいくつかご紹介しますね。
全員に好かれようとすると、誰にも好かれなくなる
多い=豊かではない
前向きな「やらない」という積極的な引き算がある
他にも印象的な言葉はたくさんあるのですが、この上の3つの言葉、実はある企業の考えにそっくりなんです。
徹底的に引き算をした企業
そこで最初の画像の答えをもう一度頭に浮かべて下さい。
はい、この画像ですね。
あなたが考えた商品、メーカーは
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いかがでしたか?
先ほどの質問を1000人に聞くと476人がアップルのiPhoneと答えたそうです。
ただの長方形と丸を合わせた図形です。
これをiPhoneと認識させているアップル、今は亡きスティーブジョブズは本当にすごいですよね。
アップルも実はこの本で書かれているような引き算の考えをもっています。
「何をしないかを決めることは、何をするかを決めるのと同じくらい重要だ」
ジョブズに関する本ではこの言葉は必ずどこかに出てくるぐらい有名です。
恐らくアップルが冷蔵庫や掃除機を作り販売していたら今のような規模ではなかったでしょう。
ホットドッグがないスターバックス
トップページには検索窓しかないGoogle
カラフルな洋服がない無印良品
女性アイドルがいないジャニーズ事務所
これらの企業も引き算を徹底的に行われているからこそ知名度、人を惹きつけるということについても本書では触れています。
まとめ
以前から私のブログでは何度も書かせて頂いていますが、今ってこんな時代です↓
確かに新しいことにチャレンジすることは大切です。
でもそれは足し算。量だけがどんどん増えていくだけです。
他のお店がやっているからうちもやろう。
これでは全くやる意味がないんです。
増やすことを考える前にまずは引く勇気をもつ。
本書でも引き算経営をし、売上アップをされた奈良の生駒市にある美容室の例も紹介されています。
規模を縮小したのに売上が30%増加、総客数は1年間で308人増加!!
これけっこう驚きですよね?その秘密はぜひ本書で学んでみて下さい。
単なる考え本ではなく色々な企業の経営や、引き算をするということの重要性が非常に分かりやすく紹介されているこちらの本。
276ページありますが私は1時間と少しでさらっと読めました。
最近売上のこと経営のことで少し悩みがちなオーナーは本書を手にとられてはいかがでしょうか?
以上本日は【引き算する勇気】をご紹介させて頂きました。
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